大自然を感じるバルコニーと ガーデニングのできる大きな庭で趣味を楽しみ、悠々自適の毎日を

 大海原を望む、芸西村の高台。ここに完成したばかりのM様邸があります。施主様はお子様たちが独立し、第二の人生を考え始めたご夫婦。お二人は長年、とある住宅地に暮らしていましたが、港町出身のご主人は「いつか海の見える家を建てたい」と夢を抱いていたそう。そこで数年前、絶好のロケーションにあるこの土地を購入し、住まいの構想を練っていました。そして紹介を受けたキューブホームに家づくりを依頼することに。ご主人自ら間取りを考え、キューブホームに相談し待望のマイホームを完成させました。
 住まいの中心は2階のLDKです。リビングとバルコニーからは海を眺めることができ、悠々とした時間が流れます。バルコニーの広さはリビングの約2倍のおよそ30畳。「愛犬が走り回れるように人工芝を敷く予定なんですよ」と奥様。それ以外にもテーブルを出して休日のお昼をいただいたり、お孫さんたちが遊びに来た時はみんなでバーベキューをしたりと、楽しい使い道が想像できます。
 ご主人は音楽鑑賞が趣味とのこと。夜はお酒を嗜みながら好きな音楽を楽しめるよう、オーディオセットの配置場所や冷蔵庫置き場も設計段階から考慮しました。また「リビングから周囲の緑や空が見えるように」というリクエストも。たくさん配置した小窓は外の緑を感じるだけでなく、風や光を取り込み部屋全体を明るく照らしています。
 M様邸は道路に面して建っていますが、2階リビングなので外からの視線を気にせず過ごせます。階段の上り下りに関しては、1段1段の幅を広く、さらに傾斜を緩やかに設計し、負担がかからないよう配慮しました。その階段は上り口は玄関から近く、上りきった先はキッチンに近いので動線がコンパクト。さらに重いドリンクやお米などは1階に置いておけるよう、玄関を入ってすぐの収納部屋を広く取り、生活のしやすさを考慮しました。
 インテリアは、リビングの一部にグレーのタイル調壁紙を取り入れてアクセントを添えていますが、外観も同じくグレーをチョイス。グラデーションをつけ、落ち着いた雰囲気にまとめています。バルコニーの下はインナーガレージ。電気自動車用の充電用コンセントも設置され、使い勝手は抜群です。
 住居の裏手には大きな庭があり、土地を購入した時から少しずつ植えてきたという木々が実や花をつけます。「今の家は狭くて庭いじりができないけれど、ここならいろいろな木や花を育てられます。これからが楽しみです」と奥様。キューブホームに理想を形にしてもらったご主人も大変喜んでいるそうで、「完成したばかりのお家を、これから自分たちのものにしていきたい。育てていく楽しみがあります」と笑顔で話してくださいました。