ご主人の両親から引き継いだ家を、暮らしに合わせて建て替えられたT様邸。野球を頑張る息子さんのために、キャッチボールができる長さ18mの庭を造ることを第一条件に、それに合わせて家の設計を依頼しました。「この庭ありきだったのでどうしても細長い造りになり、難しいオーダーだったかと思います。そんな中でもワガママを聞いてくださり、満足のいく家にしてもらいました」と、T様。
 記念住宅との出会いは、住まいるパークRKC木造住宅展示場。木の温かみに溢れたモデルハウスに足を踏み入れた瞬間「お願いするならここしかない」と、ご夫婦で意見が一致したそうです。モデルハウスを気に入っていたT様は、ご自分たちの家にも、小上がりの畳スペース、キッチンの壁面収納、洗面台の間接照明など、同じ仕様をたくさん取り入れました。また、LDKの床には無垢の桜の木を使い、壁の一部にも木を用いて、木の温もりに包まれる空間を再現。扉を開けると家族を木の香りが迎えてくれます。息子さんは、肌触りが心地いいせいか、よく床に寝転んでくつろいでいるそうです。
 建て替え前の家にあった植栽や庭の石灯籠、立派な門扉などは処分せずに活かし、ご両親の建てた家への思いも引き継いだT様邸。住み心地はもちろん「外から帰ってきて眺めるたびに、いい家だなあと嬉しくなります」と、話してくれました。