お子さんが生まれたことで、お住まいのアパートに住みにくさを感じるようになり、家を建てることを決めたというM様。しかし、土地がなかなか見つからず、先に工務店を探して話を聞きにいくことに。何軒かの会社に問い合わせ、その日に即時対応してくれたのが記念住宅でした。ちょうど希望していたエリアに記念住宅が分譲地を所有していたこともあり、思うように進まなかった新築計画が一気に動き始めました。
　記念住宅の家は、建物全体を高性能な断熱材ですっぽりと包み込む「外張り断熱工法」と、自然エネルギーを最大限にいかした「パッシブ設計」で、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるハイスペック住宅。申し分のない気密性、断熱性、耐震性にも関わらず、適正な価格設定だったことも魅力に感じたそうです。また当初は、世の中にあふれる住まいの情報の影響もあり、あれもこれも叶えたいと考えていたM様に、担当の竹﨑さんが必要なものを整理し、優先順位を提案してくれたのも決め手になったと言います。「全て叶えると当然予算オーバーになるところを、メリット、デメリットを提示し、何も分からない私たちに丁寧に説明してくれた竹﨑さんは、信頼できる方だと思いました」と、振り返ります。こうして予算をかけるべき所と削減すべき所の見極めができたところで、M様の家づくりがスタートしました。
　M様が新しい住まいに欲しかったのは、主に日当たりと家事動線の良さ、適材適所の収納などでした。2歳の息子さんが駆け回れる広々としたLDKは、大きな窓から光が差し込む明るく開放的な空間に。以前の家で負担を感じていた洗濯と衣類の片付けは、室内干しOKのランドリースペースから玄関ホール、ファミリークローゼットへの時短動線を確保。帰宅後にクローゼットにアウターをしまい、そのままリビングへも行けるためLDKが散らかるのを防ぎます。また、お子さんのおもちゃやご主人の趣味グッズ、キッチンまわりのアイテムなど、それぞれに収納スペースができたことで、目に付く所に物が置かれている状態が解消。「物の居場所が決まると片付けもスムーズになり、プチストレスから解放されました」と、奥様も嬉しそうです。
　「家を建てたことで家族が安らげる場所ができ、さらに絆が深まったような気がします。傷も汚れもいい味になりそう。この家で思い出をたくさん作っていきたいですね」と、ご夫婦。ある日、おうちで遊び疲れた息子さんが床で寝息を立てていた時のこと。そこに窓からやわらかな光が注ぎ込む様子があまりにも穏やかで「家を建ててよかった」と、しみじみ感じました・・と。そんなエピソードも語ってくれました。遊び盛りの息子さんも、心地いいこの家でのびのびと成長しています。